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2011/01/12

お米の選び方 |主食の安全性を高める

水に溶け出す除草剤、水に浸ける時間を十分にとり2回とぐ
主食である米を食べる際に不安物質となるのが栽培時に付着する可能性のある農薬屋ダイオキシン。しかし、たとえ汚染されてしまったとしてもモミや外皮(ヌカ)の部分になるので精米の段階でほぼ取り除かれます。しかし、除草剤は土から根を伝って吸収され、米粒に残る可能性があります。

お米の選び方
米を選ぶ際の目安というのはちょっと馴染みがありません。ここで選ぶ3原則をご紹介します
  1. 栽培責任者が明記されているものを選ぶ。
  2. DNA鑑定による品質管理を行っているものを選ぶ。これがブランド米の証明となります。
  3. 「新米」表記のものを選ぶ。


お米の下ごしらえの方法
精米の過程では取り除くことが出来ない除草剤。除草剤には水に溶け出す性質があるのでこの性質を利用しといだ米を浸けておくことで残った除草剤を取り除けます。2回といだ米を夏ならおよそ30分、冬なら1時間~1時間半を目安に水に浸けます。2回とぎによって残留農薬が60%も減ったという試験結果もあるほどです。

調理方法
米を浸けておいた水には残留農薬が溶けだしているのでいったん捨てます。その後、米と同量の水を加えます。
なぜ同量かというと浸けている間に米が水を2割ほど吸っているからです。

チェックポイント(まとめ)
  • 生産者とDNA鑑定結果を確認し新米を選ぶ
  • 残留農薬は水に浸けることで軽減させる


2011/01/14

食パン、菓子パンの選び方 |主食(パン)の安全性を高める

食パンには臭素酸カリウム、菓子パンなら添加物に注意する
製パン過程において、小麦粉改良剤が使用されます。一般的にはビタミンCを使用しますが、以前が発ガン物質の危険性を指摘された「臭素酸カリウム」が使われました。
現在でもその不安は完全に拭えたわけではありません。
また、菓子パンなどには、具の腐敗防止に保存料「ソルビン酸K」をはじめ様々な添加物を使用しているようです。

食パン、菓子パンの選び方
パンを販売する時点で残存していないことを条件として「臭素酸カリウム」は使用が可能となっています。
加工助剤として使用される場合、表示義務もありません。
これを見極めるためには「ビタミンC」または、「V.C」と表示されているものを選びます。
現在、ビタミンCは「臭素酸カリウム」を代用しているので、両方が使われることはありません。
菓子パンについては、添加物、保存剤を使用しているのがほとんどです。ただしあんぱんは阿須に防腐作用があるため、防腐剤はほとんど使用されていません。
甘いパンが好きだけれど、アトピーが気になる、というような場合はあんパンなら安心して食べることができます。

安全なパン食のための知恵
パンに臭素酸カリウムが入っていったとしてもトーストすれば安心です。臭素酸カリウムは熱を加えられると無害な「臭素カリ」に変化します。
また菓子パンもお茶や紅茶と一緒に楽しめば、お茶のカテキン成分や紅茶のデアルビジンやテアフラビンといった成分が添加物により発生した活性酸素の害を消してくれます。

ひと工夫が安全性をさらに高める
さらに安全性をあげたいのであれば、「青のり入りバター」がおすすめです。青のりは乳化剤などの添加物を無害化する力があります。
バターに青のりを混ぜて安心のパン食を楽しむといいでしょう。


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バターに合わせて食べるのがポイントです。

チェックポイント(まとめ)
  • 食パンは臭素酸カリウム、菓子パンは添加物に注意
  • 臭素酸カリウムは熱で、添加物はお茶で無害化
  • 青のり入りバターでさらに添加物を取り除く