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2011/03/28

カップラーメン 器に移す カップラーメンはどんぶりに移してから食べると安全性が高まる

カップラーメン 器に移す カップラーメンはどんぶりに移してから食べると安全性が高まるというお話です。カップラーンといえば、添加物の象徴のようにやり玉があげられていますが、私は、2週間に1回くらい猛烈にカップラーメンが食べたい衝動にかられます。
そんなときは、カップに入っていないインスタントラーメンを食べています。カップラーメンの危険性は、添加物ばかりに注目が集まりますが、じつはカップに危険があります。

カップラーメン 器に移す 内分泌攪乱作用がある『スチレン』

カップラーメン 器に移す

カップ麺は、非常に種類が増え、値段が安い、保存がきく、手軽につくれる、満腹感があるなどの理由から主食にしている人も多くなりました。

インスタントラーメン同様にカップ麺には、「めん」の食品手か物の問題がありますが、もう一つ忘れてならない問題を抱えています。それは容器です。カップの90%以上は発泡スチロールでできています。

発泡スチロールの原料は「スチレン」です。このスチレン分子がふたつくっついた「スチレンダイマー」と3つくっついた「スチレントリマー」には内分泌攪乱作用があります。国立医薬品食品衛生研究所の実験でスチレンが溶け出している実態がはっきりしています。

別の報告では、熱湯を注ぐことによりフタル酸エステルなどの環境ホルモンの溶出が確認されています。ご存知のとおり、環境ホルモンは、油に溶けやすく、めんには油が含まれているので多くのスチレンダイマーやスチレントリマーが溶け出しているではないか?とm言われています。
熱湯で柔らかくなったカップの内側を箸でつつけば危険性はさらに高まります。スチレンは、皮膚、目、呼吸器に刺激を与え、長期間にわたって曝露されると、癌を引き起こす可能性があります。スチレンによる体への悪影響については、
  • 皮膚刺激:赤み、かゆみ、発疹
  • 目刺激:充血、涙目、かゆみ
  • 呼吸器刺激:咳、息切れ、胸痛
  • 頭痛、めまい
  • 吐き気、嘔吐
  • 意識障害
などが主なものです。

ポリエチレンをコーティングしていれば比較的安全

カップめんは、めんの食品添加物の問題と容器の問題を抱えているので、食べ過ぎないようにしなくてはなりません。

どうしても食べたい場合は、発泡スチロールの容器に熱湯を入れることが危険なので、お湯を注ぐ際にお皿やどんぶりに移してからにします。移す容器はプラスチック製でないものにします。

また、発泡スチロール製のカップめんは、通気性がいいのでどんどん酸化していきます。
油揚げの麺は極力避け、ノンフライの「生麺」を選ぶようにしましょう。
カップめんの中には、紙製で害がないといわれるポリエチレンコーティングした容器もたくさんあるのでそれらを購入します。

カップ無しの安全なカップ麺

とても安全で、手軽!カップをはぶいたノンカップ麺 しお味ラーメン 1食用(HZ)」です。お手持ちのどんぶりに熱湯を注いで3分でお召し上がりいただけます。

カップをはぶいたノンカップ麺・「カップなしでご麺」ラーメンは、お手持ちのどんぶりに熱湯を注いで3分でお召し上がりいただけます。
麺は岩手県産の小麦粉、内モンゴル産のかんすいを使用して作りました。スープは国内産の原材料を使用し、ねぎは九州産のものを使用しています。国産の原料を使った商品は安全性が高いので安心です。
調味料も、合成食品添加物を使用せず、遺伝子組み換え作物由来の原材料は使用していない安全で手軽さ1番の商品です。非常用にも使用できます。
これなら妊婦さんや小さいお子さんでも安心して食べることができます。

環境ホルモンの面からもカップ麺はそのままお湯を注がないが安全という記事があります。便利なカップ麺で、最近ではカップの素材にもできるだけ安全を意識した製品がでていますが、安全を考えたらひと手間(どんぶりに移す)などが必要です。



環境ホルモン

最近は、メディアでも「環境ホルモン」という言葉はあまり目にしなくなり、耳にしなくなってきました。企業が努力してそういった環境ホルモンを減らしている成果だと思いますが、まだまだ私たちの身の回りには心配な環境ホルモンがたくさんあります。
私達自身が少しずつでも減らしていく努力がまだまだ必要だと思います。